明治安田生命ボート部

明治安田生命

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レース結果

レース結果

第84回全日本選手権 試合レポート

◇◇第84回全日本選手権 男子エイト4連覇達成!女子舵手なしペア優勝!◇◇
第84回全日本選手権試合画像 第84回全日本選手権 チアリーディング・マーメイズの応援
クラブ日本一を決める「第84回全日本選手権」最終日が6月11日、埼玉県戸田市の戸田オリンピックコース(2000m)にて行なわれ、男子エイトがNTT東日本東京、東レ滋賀との大接戦を制し優勝(4年連続4回目)しました。また女子は舵手なしペアが8年振り2度目の優勝、ダブルスカルが3位、シングルスカルが4位とLAクルーが大健闘しました。
またチアリーディング・マーメイズの皆さんには、LAクルーへの応援のみならず会場を大いに盛り上げていただきました。ありがとうございました。

男子エイト 4連覇!

LAクルー4連覇か?東レ滋賀・NTT東日本東京の奪還か?はたまた中部電力初優勝か?大注目のエイト決勝。予選・準決勝とトップタイムで勝ち上がったものの差は無いに等しく、更に強烈なプレッシャーが選手等を襲っていた。小雨・逆風のコースコンディションの中、まずはスタートで飛び出すものの予想に反しNTTと並んだ。相手もストロークレート40以上をキープして2クォーターで仕掛けてきて1000mでわずかにリードを許した。しかしLAクルーは慌てなかった。自信の後半勝負で艇速をキープ。NTTに疲れが見えてきたところで確実に前に出てリードを奪い返すと1700mで1/4艇身差をつけ、NTTの猛追を振り切った。わずかにキャンバス差だったが、2000m全体で圧倒したすばらしいレースで4連覇と新艇「MYorigin」号の初陣を飾った。

この種目の4連覇は79~82年の東京大学、98~01年のNTT東日本東京と並ぶ快挙で、来年は史上初の5連覇に挑戦する。

レース前の合宿、調整も順調で内心自信もありました。ただ今までになく一番感じたのは「連覇」へのプレッシャーでした。予選・準決勝とトップタイムでしたが平常心を心がけて「すべてを出し切る!」と決勝に臨みました。スタートからNTT東日本東京と互角で、後半までもつれたレースとなりましたが、中盤からこのクルーは絶対にいけるという雰囲気とクルーの強い絆を感じ、全く乱れることなくラストスパートに入り、スタンドからの大きな声援も後押ししてくれました。頭一つリードしてゴールした後の歓喜のパフォーマンスが、クルーの重圧の大きさと喜びを物語っていたと思います。自分にとっても過去最高のレースでした。応援ありがとうございました。

(中尾主将談)


【決勝レース結果】
順位 クルー 500m 1000m 1500m 2000m
優勝 明治安田生命 1’25”58 2’55”64 4’28”29 5’57”79
2位 NTT東日本東京 1’25”29 2’55”85 4’28”67 5’58”27
3位 東レ滋賀 1’25”94 2’57”90 4’31”08 6’01”25
4位 中部電力 1’28”16 3’01”03 4’35”15 6’05”75
【クルー】
ポジション 氏名
S 佐藤  芳則
7 中溝  健晴
6 久保  武大
5 片岡  勇
4 浜田  祐太
3 上條  雅弘
2 中尾  慶
B 光岡  紘輔
C 中坂  誠
佐藤  鉄也

女子舵手なしペア 優勝

500mで1艇身奪うと、2クォーターで仙台大に詰められるが3クォーターで再び1艇身差に広げると、ラストスパートで更に2艇身差としてゴールした。両名にとっては初の全日本選手権タイトルとなり、98年(魚下・安田)以来の8年振り2回目の勝利となった。


【決勝レース結果】
順位 クルー 500m 1000m 1500m 2000m
優勝 明治安田生命 1’54”05 3’53”98 5’53”56 7’51”30
2位 仙台大学 1’55”40 3’55”50 5’56”15 7’55”10
3位 日本体育大学 1’56”40 3’57”11 5’58”01 7’55”50
4位 早稲田大学 1’56”78 3’57”55 5’58”89 7’57”36
【クルー】
ポジション 氏名
S 藤阪  美由紀
B 阿部  佳緒留

女子ダブルスカル 3位

予選、準決勝を危なげなく勝ち上がる。実力あるクルーが残っているだけに厳しいレースが予想された。決勝は序盤で関西電力・早稲田に先行を許してしまい、中盤で必死に仕掛けるものの差を縮めることが出来ず一時は4位に転落。しかし終盤に驚異的な粘りを見せ明治大を逆転し3位と健闘した。


【決勝レース結果】
順位 クルー 500m 1000m 1500m 2000m
優勝 早稲田大学 1’51”28 3’49”00 5’46”74 7’41”42
2位 関西電力 1’53”26 3’50”40 5’47”51 7’43”04
3位 明治安田生命 1’53”87 3’52”73 5’51”51 7’45”42
4位 明治大学 1’54”87 3’52”96 5’51”29 7’46”58
【クルー】
ポジション 氏名
S 稀代  智美
B 奥平  梢

女子シングルスカル 狩野4位

エイトがボートの華ならシングルスカルはキング・オブ・ボートと称される種目だ。今シーズンこのレースに照準を絞ってきた。予選・準決勝とも順調に勝ち上がり決勝を迎えたが、序盤からリズムが重く出遅れたのが最後まで響いてしまった。狩野にとっては96年、00年に次ぐ3度目のタイトルへ挑戦だった。しかし実力者揃いの中にあって32歳での決勝進出は史上初、賞賛に値する快挙だった。

【決勝レース結果】
順位 クルー 500m 1000m 1500m 2000m
優勝 アイリスオーヤマ・岩本 2’00”80 4’09”35 6’19”68 8’32”18
2位 慶應義塾大学・青山 2’04”85 4’16”19 6’26”34 8’38”89
3位 関西電力小浜・内藤 1’58”84 4’13”91 6’29”24 8’42”51
4位 明治安田生命・狩野 2’06”80 4’20”23 6’33”01 8’43”10
【クルー】
ポジション 氏名
シングルスカル 狩野  順子

男子ダブルスカル 健闘及ばず準決勝に散る

朝日レガッタ後に結成したもののお互いが初めてということもあって、なかなか噛み合わなかったが、大会の直前になって男子ダブルスカル本来の艇速を時々見せるようになってきたが、安定感にまだまだ課題を残していた。準決勝ではその課題の残るスタートダッシュに乗れず出遅れるが中盤で粘りを見せ必死に喰らいつき、何とか最終日へ切符を手中にしたかったものの、まだまだ相手が上手だった。今後に期待したい。


【準決勝C組レース結果】
順位 クルー 500m 1000m 1500m 2000m
1位 明治大学 1’37”79 3’22”47 5’07”80 6’51”90 決勝進出
2位 東レ滋賀 1’39”63 3’25”13 5’10”43 6’53”77 順位決定戦進出
3位 明治安田生命 1’40”38 3’24”74 5’10”25 6’54”30 敗退
4位 中央大学 1’38”72 3’27”45 5’19”10 7’12”50 敗退
【クルー】
ポジション 氏名
S 長﨑  哲也
B 湊  義徳
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