第91回全日本選手権レースレポート

◇◇第91回全日本選手権　女子シングルスカル・首藤　優勝！◇◇

10月10日(木)～13日(日)、埼玉県戸田オリンピックボートコースにて「第91回全日本選手権大会」が開催され、男子エイト、女子舵手つきクォドルプル、女子ダブルスカル、女子シングルスカルの4種目に出場し、女子シングルスカル・首藤が優勝、女子ダブルスカル準優勝、男子エイト3位、女子クォドルプル5位と全種目で入賞致しました。

女子シングルスカル・首藤　優勝！

当種目、首藤が会心のレースで初優勝を果たした。優勝候補は今年日本代表の若井選手(TAKAOドリーム)。予選、準決勝でも対戦し、いずれも負けており決勝で3度目の対決。予選では一度も前に出る事ができなかったが、準決勝では1000mまではトップで漕いでいる。そして決勝ではスタートから飛び出し、一度も前を譲る事なく見事1着でゴール。トレーニングの成果を存分に発揮し、今シーズン最後の大舞台で見事な成長を見せてくれた。来シーズンもチームの中心選手として活躍してくれることを期待したい。

【女子シングルスカル】
ポジション	氏名
シングルスカル	首藤　多佳子

【決勝結果】
順位	クルー	500m	1000m	1500m	2000m

優勝	明治安田生命(首藤)	1分54秒26(1)	3分54秒21(1)	5分55秒83(1)	7分58秒74

2位	TAKAOドリーム(若井)	1分55秒35(2)	3分55秒58(2)	5分58秒05(2)	8分01秒66

2位	関西アーバン銀行(青山)	1分56秒86(3)	3分58秒27(3)	6分01秒84(3)	8分08秒43

2位	大垣共立銀行(堀田)	1分58秒25(4)	4分01秒52(4)	6分06秒37(4)	8分14秒76

※()内の数字は通過順位

女子シングルスカル・首藤　トップで通過

女子シングルスカル・首藤　ラストスパート

女子シングルスカル・首藤　優勝インタビュー

女子ダブルスカル　準優勝！

当種目、予選、準決勝を順当に勝ち上がり決勝に進出。決勝には大学生3チームが社会人チームを退け勝ち上がっており、当社が唯一の社会人チームとなった。予選、準決勝のタイムはほぼ互角であり、混戦が予測されたが、東北大学がスタートから飛び出し、当社が2番手で追う展開。最後は3位の仙台大学の猛追をなんとかかわしたものの、東北大学には一歩及ばず2位でゴール。社会人チームの意地を見せる事ができず悔しい結果となったが、この悔しさを胸に来シーズンに向けて頑張ってもらいたい。

【女子ダブルスカル】
ポジション	氏名
S	上田　佳奈子

B	鈴木　亜由子

【決勝結果】
順位	クルー	500m	1000m	1500m	2000m

優勝	東北大学	1分44秒20(1)	3分36秒38(1)	5分28秒00(1)	7分18秒92

2位	明治安田生命	1分46秒25(2)	3分39秒26(2)	5分30秒63(2)	7分22秒46

3位	ＲＣ長崎A	1分46秒70(3)	3分41秒06(3)	5分33秒25(3)	7分22秒94

4位	ＲＣ長崎B	1分47秒23(4)	3分42秒63(4)	5分39秒29(4)	7分32秒57

※()内の数字は通過順位

女子ダブルスカル　ラストスパート

女子ダブルスカル　表彰式

男子エイト　3位入賞！

予選でNTT東日本、日本大学に破れ、敗者復活戦から勝ち上がっての決勝進出。予選、敗者復活戦とレースをするたびに調子を上げ臨んだ決勝であったが、前半から他チームに先行を許す厳しい展開。後半に入り徐々に差を詰めていき中部電力をかわし3位に浮上したものの、時既に遅く先行する2チームには届かなかった。当種目では、当社は2008年の優勝を最後に、2009年以降は日本大学、NTT東日本の優勝が続いている。これから冬の厳しいトレーニングを乗り越え、もう一度日本一の座に輝いてもらいたい。

【男子エイト】
ポジション	氏名
C	岩﨑　瑶平

S	片岡　勇

7	岡山　理

6	光岡　紘輔

5	浜田　祐太

4	髙橋　修

3	佐藤　芳則

2	栗原　誠和

B	陶山　修

【決勝結果】
順位	クルー	500m	1000m	1500m	2000m

優勝	NTT東日本	1分23秒72(2)	2分50秒43(1)	4分18秒80(1)	5分47秒17

2位	日本大学	1分23秒31(1)	2分50秒67(2)	4分20秒51(2)	5分50秒78

3位	明治安田生命	1分24秒59(4)	2分53秒70(4)	4分24秒01(4)	5分51秒95

4位	中部電力	1分24秒15(3)	2分52秒35(3)	4分23秒25(3)	5分52秒12

※()内の数字は通過順位

男子エイト　スタート

男子エイト　ラストスパート

男子エイト　表彰式後

女子舵手つきクォドルプル　5位入賞

当種目、順当に勝ち上がり準決勝へ進出したが、準決勝でまさかの3位となり決勝進出を逃してしまった。2位までが決勝進出となるレースであったが、ゴール直前で3位に転落。僅か1秒の差が天国と地獄を分けた。迎えた5位～8位決定戦では準決勝の悔しさをぶつけ1着でゴール。気持ちを切り替え最後まで漕ぎきった。来シーズンはぜひ決勝の舞台で最高のレースを見せて欲しい。

【女子舵手つきクォドルプル】
ポジション	氏名
S	福本　温子

3	宇佐美　亜季

2	上野　翔子

B	石鍋　奈津季

C	依田　亜沙実

【5位～8位決定戦結果】
順位	クルー	500m	1000m	1500m	2000m

1位(総合5位)	明治安田生命	1分45秒38(3)	3分31秒40(1)	5分17秒72(1)	7分06秒34

2位(総合6位)	富山国際大学	1分43秒26(1)	3分31秒67(2)	5分20秒47(2)	7分08秒01

3位(総合7位)	デンソー	1分43秒58(2)	3分33秒92(3)	5分23秒65(3)	7分13秒06

4位(総合8位)	法政大学	1分48秒10(4)	3分36秒57(4)	5分25秒99(4)	7分19秒48

※()内の数字は通過順位