第57回全日本社会人選手権 試合レポート
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男子エイト 優勝(4年ぶり4度目)
今大会はエイトのメンバーが舵手なしペア(優勝)・ダブルスカル(優勝)・舵手なしフォア(優勝)にも出場しており(ダブルエントリー)、最終日は2種目の決勝が行なわれた。エイトの決勝には、NTT東日本東京・中部電力の決勝レース常連の強豪チームが集結。決勝はダブルエントリーの疲れもあり、序盤からNTT東日本東京と互角の戦いで中盤まで一進一退の展開だったが、終盤徐々に相手を突き放しゴール。4年ぶり4度目の優勝を飾るとともに社会人王者の座を奪還した。 |
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男子舵手なしペア 優勝(9年ぶり3回目)
6年目の佐藤・4年目の光岡はチーム中堅選手。前回大会(全日本軽量級選手権・シングルスカル)と違う種目でのエントリーで、調整期間が短かったことが唯一の不安だったが、両人とも世界戦の経験もあり、レースではその実力を遺憾なく発揮し見事優勝を飾った。 |
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男子ダブルスカル 優勝(2年ぶり2回目)
長年日本代表を務めている久保と、入社2年目の湊が社会人強豪クルーを抑えて優勝した。クルーを組んだ当初、漕歴の違いによる技術差が二人のコンビネーションを狂わせたが、練習を重ねるうち二人の息も合い、今回最高の結果が出せた。この結果に慢心せず次大会更なる高みを狙って欲しい。 |
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男子舵手なしフォア 優勝(3年連続3回目)
前週の全日本軽量級選手権で優勝した中部電力、アジア大会金メダリストが乗るトヨタ紡織などライバルの多いこの種目を見事制し3連覇を飾った。クルー結成期間は短かったがそれぞれ高い個人パフォーマンスを有しており、4人で最高の結果を出すことができた。新人の岡山、2年目の長﨑と若手選手も頭角を現してきており、今後の活躍も非常に楽しみである。 |
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男子シングルスカル佐藤 準決勝進出
今大会は複数種目のエントリーが認められているため、同種目は多くの選手がエントリーし決勝進出は熾烈さを極めた。準決勝では2位までが決勝に進出するレースで惜しくも3位とあと一歩のところで涙をのんだ。 |
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女子舵手つきクォドルプル 準優勝
ライバルは大会3連覇中のデンソー。クルーはダブルエントリーのレースの直後にこの種目へ出場するタイトなタイムスケジュールであったが、決勝レースではスタートでリードを奪う好展開。しかし中盤デンソーの猛追を受け僅かにリードを許し、終盤までその差を詰められず僅差のままゴール、惜しくも敗れた。この悔しさを糧に秋の国体で借りを返したい。 |
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女子ダブルスカル 3位
昨年同大会シングルスカルのチャンピオンの藤阪と、今年入社の新人・谷口のコンビで今大会に照準を合わせ調整してきた。大会直前まで厳しい練習に励んだが、いま一歩クルーの完成度を高めることができず3位にとどまった。決勝レースは逆風下でのレースで、二人の力強さでは他チームに引けを取らなかったが正確さで若干トップチームに分があった。視界に上位チームを捕らえており、今シーズンの更なる飛躍が期待できる。 |
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女子シングルスカル(谷口) 4位
今シーズン新人ながら上位入賞を続けており今大会も4位に入賞。朝日レガッタ6位・全日本選手権6位(順位決定戦)と確実に入賞を重ねている。あとは優勝を狙ってさらに邁進するのみ。 |
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