◇◇Japan Cup第33回全日本軽量級選手権 2種目優勝!◇◇
5月20日~22日、「Japan Cup第33回全日本軽量級選手権」が埼玉県・戸田オリンピックコース(2000m)にて行われ、男子舵手なしペア、男子シングルスカルで浜田が優勝いたしました。
(※軽量級とは男子が漕手平均70kg以下(個人の体重が最大72.5kg以下)、女子が漕手平均57kg以下(個人の体重が最大59kg以下)で争われるカテゴリーで、国際大会においても、体重制限の無いオープン種目と、軽量級種目があり、日本代表は主に軽量級種目で世界と戦います。)
入社6年目の長崎、入社3年目の陶山がコンビを組んで出場。当種目は2006年から2010年まで明治安田生命クルーが5連覇中だが、今大会でも予選、準決勝をトップタイムで勝ち上がり決勝へ進出。決勝は6連覇のプレッシャーとの戦いとなったが、スタート直後からトップに立つと落ち着いたリズム、安定した漕ぎで徐々に他チームを引き離し、最後までトップを譲ることなくそのままゴール。見事に6連覇を達成した。陶山にとっては全日本クラスの大会で初タイトルとなり、今大会をきっかけに更なる成長を期待したい。
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漕手コメント |
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「当大会では2人の体重を平均70kg以下にしなければならず、私は75kgあった体重を2週間で71kgに落とす過酷な減量を行いました。その減量のうえ、相方の陶山と調整し、レースに挑みました。予選、準決勝とトップタイムで通過しましたが、6連覇というプレッシャーの中、緊張の決勝。それでも相手を気にせず、自分達の艇に集中し、頭から全力を出そうとミーティングで確認し挑みました。アテンション、ゴーの号令と共にスタートを切り、500mを1位で抜け出し、1000mでその差を広げ、残り750m。早めのスパートをかけ、追随の隙を与えず、1位でゴール。6連覇を果たし、安堵と優勝の嬉しさを噛みしめることができました。最後に、忙しい仕事環境の中、合宿に送り出してくれた職場の方々には心から感謝しております。」(長﨑)
「今回軽量級に出場する際に、私は幸いにも体重がもともと70kg程度の体格なので減量などは必要なく、他の出場選手よりも万全な体調で挑む事ができました。今回は6連覇のかかった大会でもあり、自分にとっては初タイトルを手にする大きなチャンスだったので、レース期間中は緊張の毎日ですが、その中で結果を残せたのは嬉しく思います。また、日頃の活動にご理解・ご協力して下さる職場の方々には心から感謝いたします。」(陶山)
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【決勝結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
優勝 |
明治安田生命 |
1分44秒19 |
3分29秒40 |
5分16秒48 |
7分01秒25 |
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2位 |
東レ滋賀 |
1分45秒88 |
3分33秒59 |
5分22秒34 |
7分07秒94 |
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3位 |
東京トヨペット |
1分48秒78 |
3分38秒06 |
5分26秒91 |
7分11秒71 |
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4位 |
早稲田大学 |
1分47秒49 |
3分37秒79 |
5分28秒73 |
7分15秒14 |
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【男子舵手なしペア】
ポジション |
氏名 |
S |
長﨑 哲也 |
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B |
陶山 修 |
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浜田は予選、準決勝を順調に勝ち上がり、危なげなく決勝進出を決めた。決勝では序盤から混戦が予想されたが、浜田はスタートから果敢に攻め500m地点をトップで通過すると、
他の選手を徐々に引き離し1000m、1500m地点もトップで通過。レースも残り僅かとなったところで西本選手の猛スパートで一気に差を詰められたものの、最後まで冷静に漕ぎきり、一度も先頭を譲ることなくそのままゴール。見事優勝を勝ち取った
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漕手コメント |
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軽量級選手権は、絶対に勝たなければならないレースでした。業務で非常に忙しいのにも関わらず、日々笑顔で送り出して下さる職場の皆さんのため、震災で自身が最も大変なのにも関わらず、ボート部に温かい声援を下さる全国の仲間のため、そして、日本代表強化指定選手の次点に位置する私自身がオリンピックへ向けて「上」を目指すために、必勝の決意で準備し、レースに挑みました。レースでは予選から一部の隙も見せずに勝ちきるために全神経を集中し、一本一本に魂をこめて漕ぎました。シーズンはまだまだ激戦が続きますが、応援して下さる全ての方に感謝の心を届けられるよう、全力で優勝をさらってきたいと思います。(浜田)
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【決勝結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
優勝 |
明治安田生命B (浜田) |
1分43秒79 |
3分33秒22 |
5分23秒00 |
7分10秒81 |
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2位 |
トヨタ紡織A(西本) |
1分46秒46 |
3分38秒37 |
5分28秒13 |
7分13秒00 |
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3位 |
中部電力A(今井) |
1分44秒16 |
3分34秒69 |
5分26秒33 |
7分14秒19 |
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4位 |
NTT東日本東京 (西川) |
1分47秒34 |
3分48秒08 |
5分43秒90 |
7分37秒94 |
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【男子シングルスカル】
ポジション |
氏名 |
シングルスカル |
浜田 祐太 |
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首藤は昨年の同大会においてダブルスカルで優勝しており、今年はシングルスカルで出場。予選を順当に勝ち上がり準決勝進出を決めたが、準決勝では惜しくも2着となってしまい決勝進出を逃す。5位~8位決定戦では決勝戦へ行けなかった悔しさをぶつけるかのようにスタートから果敢に攻め、終始トップを譲ること無く1着でゴール。総合5位入賞を果たした。
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【順位決定結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
1位 (総合5位) |
明治安田生命B (首藤) |
2分16秒94 |
4分34秒28 |
6分48秒51 |
8分59秒49 |
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2位 (総合6位) |
日本体育大学B(古川) |
2分19秒16 |
4分37秒08 |
6分53秒02 |
9分03秒54 |
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3位 (総合7位) |
アイリスオーヤマ(武澤) |
2分21秒14 |
4分42秒79 |
6分57秒15 |
9分05秒47 |
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4位 (総合8位) |
岡山大学(野崎) |
2分22秒82 |
4分45秒85 |
7分09秒15 |
9分27秒16 |
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【女子シングルスカル】
ポジション |
氏名 |
シングルスカル |
首藤 多佳子 |
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当種目は2007年に優勝して以来4年ぶりの出場。決勝ではライバルのNTT東日本東京がスタートから飛び出し、序盤からリードを許す展開。レース中盤になってもなかなかその差をつめることが出来ず我慢のレースを強いられることとなったが、レース終盤に入り1500m付近になるとNTT東日本東京のスピードが僅かに落ちてきた。その僅かな隙を見逃さずラストスパートをかけ、一気にNTTをかわし見事逆転。そのままゴールし2007年以来4年ぶりの優勝を果たした。
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漕手コメント |
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「優勝争いをしたNTT東日本には前回の大会で完敗していたので、今回は絶対に勝ちたいと思っていました。決勝は序盤から先行され厳しいレース展開となりましたが、接戦を制することができとても嬉しかったです。今シーズン最高の漕ぎができました。」(光岡)
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【決勝結果】
順位 |
クルー |
1000m |
2000m |
優勝 |
明治安田生命 |
3分11秒15 |
6分24秒64 |
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2位 |
NTT東日本東京 |
3分09秒90 |
6分27秒63 |
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3位 |
今治造船 |
3分29秒07 |
7分02秒18 |
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4位 |
東京海上日動 |
3分39秒96 |
7分39秒73 |
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【男子舵手なしフォア】
ポジション |
氏名 |
S |
長﨑 哲也 |
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3 |
浜田 祐太 |
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2 |
光岡 紘輔 |
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B |
陶山 修 |
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当種目には入社3年目の首藤が出場。決勝では強豪チームデンソーの小西選手、北山選手との激戦が予想されたが、首藤はスタートから出遅れてしまい、レース中盤までは3位と少々苦しい展開。しかし、レース終盤に入ると徐々に前の選手との差をつめ、最後は小西選手との接戦を制し、見事優勝を果たした。今大会の結果を自信に更なる飛躍に期待したい。
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漕手コメント |
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全日本軽量級選手権で悔しい思いをした分、この1ヶ月半はダブルでの技術練習を中心に監督に指導していただきました。レース当日スカルに乗るのは久しぶりでしたが、技術が向上していることを自分でも実感でき、スタートで出遅れたものの、焦らず落ち着いていくことができました。これを自信に全日本優勝に向けてダブルにつなげたいです。
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【決勝結果】
順位 |
クルー |
1000m |
2000m |
優勝 |
明治安田生命(首藤) |
4分11秒99 |
8分30秒04 |
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2位 |
デンソー(小西) |
4分06秒92 |
8分33秒76 |
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3位 |
デンソー(北山) |
4分11秒60 |
8分46秒51 |
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4位 |
今治造船(現王園) |
4分20秒71 |
9分07秒11 |
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【女子シングルスカル】
ポジション |
氏名 |
シングルスカル |
首藤 多佳子 |
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当種目は2001年以来10年ぶりの出場。決勝では当種目2連覇中のNTT東日本東京、近年力を付けてきている戸田中央総合病院との争いが予想された。スタートでは当社、NTT東日本東京、戸田中央総合病院が一気に飛び出す展開となったが、NTT東日本東京が徐々にリードを広げていく。当社は中盤から終盤にかけて戸田中央総合病院の前に出ることに成功し、ラストスパートでNTT東日本東京との差をつめるも、一歩届かず2位でゴール。今大会での悔しさを糧に次回に期待したい。
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漕手コメント |
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「今回のレースでは、ウォーミングアップから良い集中力を保ち、攻めの気持ちを持ちながら臨む事ができました。スタート直後とラストスパートでの力みからの4人のバラつきが、NTTとの差に出たのだと思われます。良いレースをし、次への課題も見つける事が出来たので、今回のレース経験はとても大きなものになりました。」(須藤)
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【決勝結果】
順位 |
クルー |
1000m |
2000m |
優勝 |
NTT東日本東京 |
3分17秒45 |
6分47秒19 |
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2位 |
明治安田生命 |
3分23秒76 |
6分51秒59 |
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3位 |
戸田中央総合病院 |
3分22秒29 |
6分53秒85 |
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4位 |
三菱商事B |
3分45秒48 |
7分40秒26 |
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【男子舵手つきフォア】
ポジション |
氏名 |
S |
須藤 昂 |
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3 |
岡山 理 |
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2 |
髙橋 修 |
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B |
湊 義徳 |
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C |
中坂 誠 |
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当種目は最終日の最終レースということで、全メンバーが他種目とダブルエントリーし、この日2本目の決勝レース。舵手なしフォア、舵手つきフォア、共に厳しいレースを終えた後であり、相手はNTT東日本東京、およびトヨタ紡織、共に国内の強豪チームということで厳しいレースが予想された。レース序盤はトヨタ紡織がスタートから飛び出し、当社とNTTが並んで後を追う展開となったが、レース中盤でNTTが徐々に後退していき、敵は前を行くトヨタ紡織のみに。レース終盤、当社はトヨタ紡織より早いタイミングでラストスパートに入り、何度も逆転を試みたが、序盤の遅れを取り戻すことが出来ず、あと一歩届かなかった。
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コックスコメント |
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「エイトは、メンバー全員がダブルエントリーという厳しい戦いでしたが、レースへの集中、中盤での我慢、ラストの追い込み等、やろうとしたことができたレースでした。 まだまだ修正する余地のあるクルーです。次のエイトレースではさらに成長することを確信しています。」(中坂)
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【決勝結果】
順位 |
クルー |
1000m |
2000m |
優勝 |
トヨタ紡織 |
2分57秒33 |
5分59秒53 |
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2位 |
明治安田生命 |
3分00秒06 |
6分02秒81 |
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3位 |
NTT東日本東京 |
3分03秒91 |
6分11秒09 |
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【男子エイト】
ポジション |
氏名 |
C |
中坂 誠 |
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S |
長﨑 哲也 |
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7 |
浜田 祐太 |
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6 |
光岡 紘輔 |
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5 |
岡山 理 |
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4 |
須藤 昂 |
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3 |
湊 義徳 |
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2 |
髙橋 修 |
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B |
陶山 修 |
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当種目は入社1年目の永美と入社3年目の首藤が組んで出場。首藤はシングルスカルに続いて最終日2本目のレースとなった。対戦相手のデンソー、戸田中央総合病院はどちらも社会人の強豪チームであるが、決勝では序盤から両チームに先行を許してしまい、最後までその差を詰めることが出来ず3位でゴール。今大会での悔しさを糧に今後の成長に期待したい。
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漕手コメント |
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「スタートから出遅れてしまい、最後までその差を縮めることが出来なかった悔しいレースでした。今回のレースで見えた課題を克服してさらに成長し、この悔しさを胸に次のレースに挑みたいと思います。」(永美)
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【決勝結果】
順位 |
クルー |
1000m |
2000m |
優勝 |
デンソー |
3分43秒21 |
7分35秒22 |
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2位 |
戸田中央総合病院 |
3分47秒98 |
7分48秒38 |
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3位 |
明治安田生命 |
3分54秒71 |
7分53秒80 |
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【女子ダブルスカル】
ポジション |
氏名 |
S |
永美 由佳 |
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B |
首藤 多佳子 |
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