第12回アジア選手権、第48回全日本新人選手権
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第12回アジア選手権 出場全種目入賞
今大会はL.A.クルー単独で日本代表チームを編成し大会に臨んだ。前週行なわれた秋田国体直後の開催で短期間での準備だったが、大会では出場全種目で決勝進出を果たす活躍をみせた。重量級種目(男子エイト・男子舵手なしペア)では各国大柄の選手を相手に苦戦したが、日本が最も強化している軽量級の種目では男子軽量級舵手なしフォアが準優勝するなど上位に入賞した。また今大会は2008年北京五輪前年ということもあり、各国とも五輪を見据えた強化選手を出場させていた。とくに目立った活躍を見せたのが五輪開催国の中国選手で、軽量級・重量級ともに上位を独占し来年の五輪に向け順調な仕上がりを見せた。また、L.A.クルーもアジア各国と互角に戦い上位に入賞する等、日本を代表するチームとして活躍することができ、来シーズン全日本選手権王者奪還をめざす男子エイトクルーにおいても大きな自信となった。 |
男子軽量級舵手なしフォア準優勝
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男子エイト4位入賞
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男子軽量級舵手なしペア4位入賞
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男子舵手なしペア6位入賞
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第48回全日本新人選手権 女子シングルスカル準優勝・4位
全日本新人選手権は各大学、社会人チーム、クラブチームの若手選手(今大会は1985年4月以降出生)が参加する同年代のチャンピオン決定戦である。L.A.クルーからも今年入社の新人福本・谷口が参加した。予選はこの時期特有の強い向かい風の中行なわれ53クルー中、谷口2位・福本3位の好タイムで通過した。また準決勝もそろって1位でゴールし両者とも決勝進出を果たした。決勝でのライバルは昨年の覇者・末廣選手(デンソー)。先にリードを奪ったのは福本で、中間点の1000mで末廣選手を抑えてトップで通過した。後半ディフェンディングチャンピオンの末廣選手が徐々に差を詰め、1500mで若干リードを奪われたが差はほんの数m。ゴールまでもつれ、福本も最後まで粘り強く追いかけたが一歩およばず、福本2位で谷口4位でゴール。惜しくも敗れたものの、新人の登竜門である同大会で決勝に進出したことは両者の今後の活躍を十分期待させる結果で、来シーズンに向けてのいいステップとなった。 |
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