◇◇第59回朝日レガッタ　男子エイト2位!女子ダブルスカル・シングルスカル2位!◇◇ 全国最大規模の「第59回朝日レガッタ」最終日が5月6日、滋賀県大津市の琵琶湖漕艇場(1000ｍ)にて行われ、男子エイトが地元強豪東レ滋賀に敗れたものの2位、また女子ダブルスカル、シングルスカルも健闘し2位となりました。

男子エイト　2位!

注目の東西対決、今回は東レ滋賀に軍配が上がった。予選、準決勝と危なげなく決勝を迎えたが、今一つ本来のスピードに乗らない。直前の岐阜・川辺合宿での追い込みが効き過ぎたのと、更にストローク・佐藤が発熱していることも影響しているのは明らかだった。

決勝では2艇が抜け出しレースを引っ張り一進一退の攻防で序盤を押さえたが、中盤から終盤でリズムが乱れたところを東レに突き放されそのままゴール、国内2年ぶりの敗戦だ。

今回は東レ滋賀に完敗したが、欧州遠征中の久保が加わることで来月の全日本選手権には十分に立て直せる。決意を新たにしたレースとなった。

2000ｍはまた別だ。

【決勝レース結果】 順位 クルー 優勝 東レ滋賀 2：43.50 2位 明治安田生命 2:49.32 3位 京都大学 2:53.15 4位 大阪大学 2:56.25 5位 神戸大学 2:57.55 6位 岡山大学 3:00.14

【クルー】 ポジション 氏名 S 佐藤  芳則 7 片岡  勇 6 浜田  祐太 5 上條  雅弘 4 光岡  紘輔 3 長﨑  哲也 2 中尾  慶 B 中溝  健晴 C 中坂  誠 補 佐藤  鉄也

女子ダブルスカル　2位＆3位

4月お花見レガッタから好調を維持、稀代・奥平組は今大会も優勝候補筆頭にあげられ、予選、準決勝を危なげなく勝ち上がる。決勝は地元代表の瀬田漕艇クラブが相手だ。いよいよスタート。地元クルーに大声援が飛び先行される中、稀代・奥平組もしっかりとポジションをキープするものの、ここからという後半、琵琶湖特有の波立つコンディションに翻弄されたところを先行されゴール。惜しくも2位・3位となった。

稀代・奥平組にとっては勝てたレースだけに大変残念だったが、稀代・奥平組にとっては前回7秒差あった差を0.4秒まで詰め躍進振りを見せた。

【決勝レース結果】 順位 クルー 優勝 瀬田漕艇クラブ 3：30.60 2位 明治安田生命B 3:33.20 3位 明治安田生命A 3:33.63 4位 三洋電機洲本 3：34.31 5位 滋賀大学 3:41.81 6位 立命館大学 3:42.11

【クルー  2位】 ポジション 氏名 S 稀代  智美 B 奥平  梢 【クルー  3位】 ポジション 氏名 S 藤阪  美由紀 B 阿部  佳緒留

女子シングルスカル　狩野2位

4月お花見レガッタで惨敗を喫したが、取組んできた漕法の改善が垣間見えたレース結果となった。予選、準決勝では五輪代表・岩本選手のタイムを上回り、また決勝では中盤までガチンコの勝負を展開できたからだ。スタミナには全く問題ない。あとは本来のキレを取り戻すだけだ。

【決勝レース結果】 順位 クルー 優勝 アイリスオーヤマ・岩本 3：58.49 2位 明治安田生命・狩野 4:03.01 3位 同志社女子大学・望月 4:10.45 4位 龍谷大学・桜井 4:15.13 5位 山口大学・高塚 4:16.37 6位 京都大・河原 4:17.40

【クルー】 ポジション 氏名 シングルスカル 狩野  順子

男子シングルスカル湊　決勝まであと一歩？

大会招待選手や元日本代表選手等、毎年レベルの高いこの種目には大会で最も多い85クルーがエントリーした。2戦目となる今回、決勝進出を目標にレースに挑み、予選は何と総合2番目のタイムを叩き出し期待が膨らんだ。そして準決勝を迎える。相手はベテラン春名選手(品川白煉瓦)だ。序盤で遅れるものの中盤で先頭をキープしそのままゴールするかと思われたが、最後の最後50ｍで水を引っ掛けもたつくうちに差し切られ惜しくも決勝進出を逃してしまった。しかし戦闘力に確かな手ごたえを感じており今後の飛躍が期待できる。

【クルー】 ポジション 氏名 シングルスカル 湊  義徳